僕たちの音楽ってどんなひとたちがどんな風に聴いてくれるのかな。
~時々思う。
地下鉄の、自分の映った窓の外を見る青年。
横断歩道で、中々変わらない信号を待つ学生。
コンビニの袋を下げて星空を見ながら歩くシゴト帰りのOL。
~星空
僕の地元はとても空気が澄んでいて、星がたくさん見える。
夕方ちょっと日が落ちると、もう星が見えてくる。
「星の数ほど」というけど、ある夏のその地で数え切れない星を見たことがある。
星で埋め尽くされた夜空って、想像できるかな。きっと想像以上です。
「星の数ほど」の意味は、はかり知れないということ。
あわただしい一日が終わり、帰宅途中で夜空を見ることってないですか?
一日を振り返ってみたり、過去を振り返ってみたり。
いま前に進む勇気を与えてくれた過去を振り返ることは
決して悪いことじゃないって思う。
これから何があるのかわからない時間を過ごして、
予測できなかった信じられない体験をして、
辛い思いや苦しみや悩み、怒り、出会い、喜び。
なにかにくじけてしまっていたこともあっただろうけど、
乗り越えられたからいまの自分があるんだと信じてる。
そしてささやかな夢を持った。夢は生きる希望となった。
だから一生夢は持ち続けていかなくちゃならないんだね。
自分の過ごした地や環境がどんなに変わっていっても
ひとそれぞれの思い出や夢を持つ想いはずっと変わらないから。
どんな思い出も、いまという瞬間も、いつかこころの支えになればと願う。
そして笑顔に変わる大切なものへと。
人間ひとりのこころの宝物となるそれは、
生まれたときから始まり、一生を終えた後もそのひとだけのものなんだ。
「星の数ほど」の はかり知れない輝かしいもの。
日々が輝かしいもの。
~そんな想いがこの曲を完成させた。
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